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運城五穀食肆レストラン建築設計

五穀食肆は国家保護遺跡である山西運城穀倉に隣接しており、義倉文化観光区のリニューアル開発プロジェクトにおいてケータリングと文化体験の機能を担っています。設計案は中国北方中庭に基づいており、使用する材料と屋根工法は地域の人文背景を反映しています。伝統文化からきた「五穀」のテーマを表現するために5つの飲食体験エリアを設置しました。それらの5棟の同じような勾配屋根小屋が開放的な「オープンキッチン」を囲むように設計しました。 この設計では、二枚の片面の勾配屋根の組み合わせについて類型学(Typology)分類研究を行い、さまざまな組み合わせにおけるダイニング・スペース、囲い壁、中庭と自然光の微妙な変化関係を調査しました。高窓から差し込む均一な明るい自然光、屋根と囲い窓の間に自然に出来ている中庭の隙間、それらが水平の地窓と相まって、静寂な景色に包まれる空間感を醸し出しています。元々マイナスな印象だった周辺環境が「プチ中庭」という手法で快適なダイニング空間に生まれ変わりました。

プロジェクト情報 プロジェクト種類:建築設計およびインテリアデザイン プロジェクト所在地:山西運城 設計面積:822㎡ チーフアーキテクト:王子耕 設計担当:PILLS/閻昱、張暁環、彭柏誠、賈晋悦、李翌陽

© Pills Architects, inc.

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