loading
デバイス
サウンドアート
張亜東
こうぎょうざんりゅうぶつ

751D·PARK サウンド・インスタレーション・コンセプト・デザイン

このデザイン案は音の生成、音の伝達、音の反響そして環境音などの音響原理を生かし751D·Park工業跡地に4組のサウンド・インスタレーションを創りました。それぞれの作品は会場を生かし、その場と密接に融合してさまざまな音響体験を創り出し、新たな公共空間を形成しました。 「サウンド・クラウド」は破砕炉の上に建てられました。浮遊するエア・ポケットが細い糸で絡み合って、雲(クラウド)のように見えます。そのうち、一部は構造的な枠組で、一部は「マイク」を「イヤホン」を繋いて音を伝達しています。その織り交ぜられた場の中に迷い込んだ人々は、音がどこから来たか、またどこへ消えてゆくかはもう分からなくなります。「サウンド・スコープ 」は水平方向のシリンダーでその破砕炉に接続され、インスタレーションの上部は12 時間ごとに一周を回転し、人々が音を聞ける光と影を眺める瞑想空間を仕上げました。「サウンド・ノット」を構成する3本のパイプは、互いに60 度の螺旋状に上向きにしっかりと絡み合っています。パイプは空、破砕炉、広場を同時に眺めながら、さまざまな方向から伝わってくる音を集め、パフォーミングアーツ芸術家のために魅力的なステージを創り出します。「サウンド・スフィア」は7000タンクを改造し創ったインスタレーションです。既存の構造を利用し、機械ドームを用いて開閉可能な密閉空間を囲んで、様々な実験パフォーマンスなどのイベントに対応できる空間に仕上げます。機械ドームが開くと、内部の圧力により煙が噴出し煙の輪が形成され、同時に上部にあるバランス棒が作動し、鈴の音が鳴ります。これはコンテンポラリー・アート・パフォーマンスでもあり、都市ランドスケープでもあります。

プロジェクト情報 プロジェクト種類:建築とインスタレーション・コンセプト・デザイン プロジェクト所在地:北京市朝陽区751D·Park クライアント:北京市朝陽区751D·Park プロジェクトコンサルタント:張亜東 プリンシパルアーキテク:王子耕 設計担当:陳瀅瀟、汪曼穎、李申、林曜、沐璨琦、張少敏、謝欣怡 研究担当:翁佳、陳瀅瀟、張中菁

© Pills Architects, inc.

power by stoyard

loading