EMPTY

《安珀蔕》（EMPTY）とは架空の船の寓話です。この船は公海（high sea）に漂流しているOEM工場であり、グローバリゼーションの空間的容器であり、皮肉な経済解決方策テンプレートであり、企業の新しい形態でもあります。物語の主人公は、この経済モデルの発明者の息子です。彼は亡くなった父親の日記から旧世界と新世界の秩序を分かりになって、二つの世界の狭間で生きています。この物語は、グローバリゼーションの文脈において自給自足ができないため巨大なインフラに依存し生存権を交換しなければならない生態を描いています。 2015年、ブランク・スペースが主催したFairy Tales国際建築コンペティションに世界65か国から1200も超える参加者が投稿し、その中から《EMPTY》は一等賞に選ばれました。2017年、アメリカ国立建築博物館、米国建築学生協会（AIAS）およびブランク・スペース（Blank Space）は「建築が物語を語るとき」（When Architecture Tells a Story）展を共同主催し、《EMPTY》は招聘され出展しました。

プロジェクト情報 プロジェクト種類：芸術品 デザイナー：王子耕 設計担当：周方達、呉潤、陳凱然、王欣荃