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第3回広東南海大地芸術祭「漁耕粤韻」セクション|樵湖新築

「芸術は樵山にあり(藝術在樵山)― 広東南海大地芸術祭」は、「大地芸術祭中国プロジェクト」が掲げる「地域性・全域性・協働性・持続可能な発展」という理念を総合的に体現するプロジェクトです。「最初の湾区」を広東南海大地芸術祭の恒久的なテーマとし、西樵鎮を芸術祭の原初的な出発点としてきました。第2回では「水係南海」をテーマに、水の文化、水とともにある暮らし、水の生態に焦点を当て、私たちを南海へと導きました。今回のテーマ「水へと歩む(向水而行)」は、仏山市が進める「環両江」モデル地区の建設目標とも深く呼応しています。水を精神的なつながりとして、人々に水を見つめ、水に従い、水について考えることを促します。歩き、体験を重ねる過程の中で、水が持つ流動性、包容力、しなやかさ、そして力を感じ取ると同時に、南海が開かれた姿勢で世界に向けて「ここへ歩んでほしい」と呼びかける、その意志を感じることができます。西江から北江へ、太古から未来へ。水は生命の源であると同時に、豊かさの象徴でもあり、南海の生態、文化、そして絶え間なく続く日常を支えています。水へと歩み、南海へと至る。 - 樵湖新築 今回の南海大地芸術祭において、私たちは再び「漁樵粤韻」セクションのキュレーションを担当することとなりました。前回すでに整備された湖畔の6つのマイクロ美術館に加え、新たに6組の作品を導入しています。前回の「地域との共生」という方針を継承し、今回は広東を拠点とする6組の建築家を招き、嶺南に根ざした経験を通して今年のテーマに応答してもらいました。嶺南における「水」は、単なる地理的な環境ではありません。それは日々の生産活動、村落における人々の関係、そして地域の記憶の中に深く浸透した、土地固有の構造でもあります。今回のキュレーションが前回と最も大きく異なる点は、参加者の選定です。設計・建設に参加するすべてのチームを広東の建築家によって構成し、広東に生きる人々が、自らの土地とそこに結びつく感情をどのように語るのかを見てみたいと考えました。 陳東華の『双子煙突(孖烟囱)』と陸嘉鴻の『旅立つファサード(出走的立面)』は、日常に根ざした地域的な経験を出発点に、ユーモアと巧みな発想によって既存建築に新たな使われ方の可能性と象徴性を与えています。米笑の『緑波廊』は、ごく一般的な工業製品や建築部材を用い、既存の回廊をロマンチックに再構成・再現することで、大規模建設の時代が残した余光を暗示しています。徐好好の『“象”一つの繭の部屋(“象”一个茧房)』は、伝統的な桑基魚塘における蚕室をデザインの原型とし、伝統素材を創造的に用いることで、古い建物に新たな生命を吹き込んでいます。靳遠の『漁網を干す(晒渔网)』は、伝統的な生産・労働に用いられてきた素材や文化的な習慣を着想源とし、人々が心地よく滞在し、休息できる環境とランドスケープを生み出しています。何健翔、蒋滢、董京宇による『長亭/循環する家(长亭/循环家屋)』では、他の建築家が既存建築の解体・改修によって生じさせた余剰材を集め、それらを建築部材として再利用しています。現場を創造的に再構成すると同時に、サステナビリティという理念に積極的に応答する作品となっています。これまで見過ごされてきた暮らしの知恵や地域の記憶を、もう一度流動させること。 そして「水へと歩む」ことを、人と水系、人と土地の文化的文脈との関係を再び結び直すための方法とすること。—— 王子耕

- プロジェクト情報 芸術は樵山にあり ― 広東南海大地芸術祭 2026 会期:2026.07.17-2027.01.03 開催エリア:広東省仏山市南海区 西樵鎮・九江鎮・丹灶鎮 主催:仏山市南海区人民政府 運営・実施:仏山市南海区文化広電観光体育局、仏山市南海区文化観光産業発展有限公司、北京瀚和文化伝播有限公司 協力:西樵鎮人民政府、九江鎮人民政府、丹灶鎮人民政府 総合プロデューサー:孫倩 キュレーション:HUBRAT - 「漁耕粤韻」セクション キュレーター:王子耕 エグゼクティブ・キュレーター:任宇晴 作品名:樵湖新築 出展作品情報: 『長亭/循環する家』 建築家:何健翔、蒋滢、董京宇 撮影:呉嗣銘、田方方 『双子煙突』 建築家:陳東華 材料協力:東鵬整装衛浴 撮影:呉嗣銘、田方方 『緑波廊』 建築家:米笑 撮影:Liky Lam(林力勤)、田方方 『旅立つファサード』×『紅木棉』 建築家:陸嘉鴻 アーティスト:佘海晴 撮影:陸嘉鴻、田方方 『“象”一つの繭の部屋』×『繭・時空の潮線』 建築家:徐好好 アーティスト:劉斌 撮影:象城建築 × 四時夏、田方方、劉斌 『漁網を干す』 建築家:靳遠 撮影:朱雨蒙、孔錦権、田方方

© Pills Architects, inc.

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